前回は、Webサイトと呼ばれるホームページとブログの違いとメリット・デメリットを紹介しました。
今回からサイト作りに取り掛かりたいところですが、前回ホームページを作るのか、ブログを作るのかによってやりたいことが変わってくるというお話をしました。
今回はそんなブログも作りたいホームページも作りたい、いやいやホームページみたいなブログを作りたい。という方にもおすすめのWordpressを使ったサイト作成に取り掛かりたいと思います。
サイトの作り方
WordPressとは?
WordPressとは、簡単な話を言えばサイトをめちゃくちゃ簡単に作ることができるアプリです。
最近だと、初心者でも簡単に無料でホームページが作れるWiXが有名ですが、実は自由度の高さで言えばWordPressのほうが結構自由に自分のサイト作りができるんです。
ここでは軽くWiXとの違いも含めて説明させていただきますが、まずWiXのいいところは、無料でプロが作ったようなホームページが作れること。
つまり、最初から凝ったホームページが作れるんです。
初心者の方や「とりあえずホームページがあればいい。」という方であれば、WiXでも事足りるのですが、最初から凝ったホームページが用意されているということは、後々なにか追加したい時に対応できない場合が多いんです。
なので、前回説明したホームページとブログとの違いを例えるなら、WiXはブログサイトよりもホームページに特化したものと思ってください。
実際WiXでもブログを作ることはできるのでそれはまた別記事にまとめます。
WordPressをオススメする理由
さて、本題に戻します。
僕がWordPressをおすすめする理由がつあります。
- デザイン(テーマ)が豊富
- 無料でサイトが作れる(無料サーバーor有料サーバー)
- プラグイン(拡張機能)を入れてイメージ通りにしやすい。
- ブログにもホームページにも転用できる
- わからないことがあったら調べればすぐ出てくる事が多い
などなど上げたらキリがないくらいですが、僕自身が一番大きいなと思えることは5番の問題が起きた時Googleなどで検索すればだいたい解決できる点です。
なぜかというと、WordPressはデザイン(テーマ)が無料と有料の物が2種類存在しており、自分の好きなテーマを探しだして、イメージに合うものを使用することができます。
また、プラグインという拡張機能を使うことによって自分の好きなテーマを更にカスタマイズすることができます。
そしてそのテーマはいつでも好きなときに交換することができるので、新しいものに変えたり、以前使っていたものに戻したりすることができます。
ちなみに、僕が使用しているテーマは「Cocoon」という無料のテーマを使っています。
このCocoonは、様々なデザインが選べるため、初心者の方はCocoonを使ってサイト作成するとかなり早く自分のサイトを持つことができると思います。
WordPressでサイトを作る
それでは実際にWordPressでのサイト作成に移りたいところですが、このWordPressというものこれだけじゃサイトが作れません。

せっかく無料なのにこれだけじゃ作れないの?
実はそうなんです。
WordPressはサーバーというものが必要になってしまいます。
ここでいきなり、じゃあサーバー探してまた戻っておいで!なんて言えません。
なので今回、僕がおすすめする無料・有料サーバーをまとめてみました。
おすすめするというか、おそらく大半の方がここに乗ってるサーバーのどれかを利用していると思います。
ちなみに僕はConoHaサーバーを使ってこのサイトを制作しています。
有料サーバーにはなってしまいますが、作業環境もよく、他のサーバーと比べて料金が高くなく、日本最速レンタルサーバーを謳っているだけあって、安定した表示速度になるのでおすすめです。
レンタルサーバーを借りてWordPressを導入したら
さて、おまたせしました。
いよいよ本題のWordPressを使ったサイト作成です。
レンタルサーバーによってWordPressの導入方法は多少変わって来ますが、サーバーにWordPressを導入すると自分が指定したURLの語尾に/wp-admin/のついたページに飛ぶと思います。
こんな画面です。


この画面に登録したメールアドレスとパスワードを入力すると、ダッシュボードと呼ばれるWordPressの管理画面に入ることができます。


これからサイトを運営していくにあたって何度も使うことになる画面です。
ちなみに、設定からこのダッシュボードの見た目も少し変えることができます。
記事の投稿方法
それでは早速記事の作成に移りたいと思います。
記事の作成はとても簡単にできるので、一度試しに作ってみたほうが早いと思います。
まずダッシュボードを開いてもらい、ダッシュボード左側の欄にある投稿にマウスを載せます。
すると吹き出しが出てくるので新規追加を押すと、記事投稿画面に移ります。


この記事投稿画面に好きなだけ好きなことを書いてみてください!


書き終わったら、最後に右上の公開を押すことで、ご自身のサイトに記事が投稿されます。
投稿された記事はダッシュボードの投稿から投稿一覧で見ることができ、編集もそこで行うことができます。
テーマの変更
WordPressの醍醐味といえば、多数あるテーマの入れ替えができることです。
このテーマの入れ替えを使うことによって、ブログを運営したり、ホームページを運営したりすることができるんですね。
ではまず、テーマの変更に移ってみましょう。
ダッシュボード左側の中段くらいにある、外観にマウスを乗せるとテーマという項目がでてきます。




このテーマからはすでにWordPressにインストールされているテーマが表示されています。
新しいテーマを導入したい場合はこの画面の上部に表示されている新規追加をクリックをしてください。


するとテーマの追加という画面になるので、右上にある検索バーで好みのものを探すか、Googleなどで“WordPress テーマ”で検索をかけて好みのものを見つけてみてください。
ちなみにこのテーマのおかげでホームページもブログも作れるというわけですね。
おすすめのテーマ
Cocoon


僕が使っているWordPressのテーマ“Cocoon”はブログ系のサイトにはおすすめのテーマになります。
このCocoonは、サイト運営にあたって必ず必要になるSEO対策などが実施されているため、テーマを導入して少し設定をするだけですぐサイトとしての運営が行えるテーマです。
無料で公式から配布されており、テーマの設定画面から詳細なサイトのデザインを選ぶことができるので幅広いブログ系のサイトに使うことができます。
また、初心者の方にはハードルが高いと言われるCSSを使った見出し機能も搭載しているので、導入してすぐおしゃれな記事作成ができたりします。
STINGER


おそらくWordPressのテーマの中で日本国内での使用率が高いテーマのSTINGERです。
ベースはかなりシンプルな作りになっていますが、プラグインやテーマの詳細を触ることができればどんなサイトも作れるのではないのでしょうか?
また、SEO対策も実装されているため、こちらも少しの設定の手間だけで使うことができるため初心者にもおすすめできます。
そして、STINGERの大きな利点は、ブログ系にもホームページのようなランディングページも多彩に作れる点です。
シンプルだからこそできる多様なサイト作成ができます。
まとめ
WordPressにはレンタルサーバーが必要
WordPressを使ったサイト作りにはかならずレンタルサーバーの利用が必要になります。
有料サーバーのほうが設定する箇所や、アクセスが増えたときの表示速度の低下が少ないのでおすすめですが、初めてWordPressを使うとしたら、無料のサーバーでもいいと思います。
何でも出来ちゃうダッシュボード
記事の投稿からプラグインやテーマの導入や調整はすべてこのダッシュボードから行います。
SEO対策などもプラグインから行うことができるので、いろんな場所を見てみるといいかもしれません。
また、記事を投稿する前に様々な設定などを確認しておくと、いざ設定を間違えてしまった時初期化することができるので記事投稿前に見てみることをおすすめします。
想像したサイトを実現化
WordPressはいつでもテーマを変えることができます。
ダッシュボードからテーマを検索して好みのものを探すもよし、ネットの海を彷徨いながら新しいテーマに出会うもよし。
ご自身にあった最高のテーマを見つけてみてください。
コメント