お久しぶりです、Chroです。
最近ずっとバタバタしててやっと時間ができたと思って記事更新を久々に始めたわけですが、今回はハードオフで見つけためちゃくちゃコスパがいいジャンクPCを起動できるまでもっていって実際に使ってみました。
正直修理というほどでもなかったんですけど、結果的に起動してちゃんと仕えたので日記がてら書いていきたいと思います。
破格でジャンク扱いとして売り出されていたゲーミングPC
ヤフオクやメルカリなんかを見ているとよく起動不可ジャンクとして様々なPCが売りに出されていることが多いですが、今回見つけたジャンクゲーミングPCはハードオフで見つけました。
大体ゲーミングPCというと15万越えが当たり前になってきて、乗ってるグラフィックボードによりけり20万もざらに超えていきます。
大手ゲーミングPCだとドスパラから販売されているGALLERIAシリーズや、マウスコンピューターのG-tuneなどなど最近ではYoutubeやTwitchなどの配信の影響もあり、かなりのBTOが販売されています。

最安値でもGALLERIA RM5C-G60Cが約14万からの販売となってます。
そして今回ハードオフさんで見つけたゲーミングPCもガレリアになるのですが、おそらく乗っていたCPUから推測すると2017年前後に発売された機種だと思われるのですが、前の持ち主がとある不具合で手放したため、かなり破格の値段でジャンクとして売られていました。
ハードオフで見つけたGALLERIAのスペックは?

サイトに画像を上げると劣化してしまうので見づらいのでリストとして書き出します。
メーカー | ドスパラ |
HDD | なし |
CPU | Core i7 7Gen |
RAM(メモリ) | 16GB 2スロット |
グラフィックボード | GTX |
状態 | ジャンク |
ジャンク理由 | 動作未チェック |
価格 | 27500円 |
という内容だったので、とりあえず店頭で確認してみることに。
ハードオフの名札ではGTXのみと書かれていたので基本いじらずに販売したのかな?と思いとりあえずレジ横でケースを開けて中身を見せてもらいました。
その際にいろいろお話をしていて、動作未チェックということでしたが、そもそも起動がしなかったそうです。
いろいろ目視で見てると、メモリがすべて半刺しになってるではありませんか。
起動しない理由はこれなのでは?と思い店員さんに確認したところ、メモリの確認で一度すべて抜いてから確認したそうです。
それでも半刺しにしてる時点で少しひやっとしましたが・・・。
CPUに関してはファンで見えない状態だったですが、乗っていたマザボがASUS Prime H270‐Plusということで、察するにソケットLGA1151対応なのでおそらくCorei7世代が積んだままと都合よく考えました。
グラボもかなり大きいものが乗っており、価格も破格ということでちゃんと確認しなかったのですが、ぱっと見2060という数字を確認して、GTXという名札表記でGTX2060かぁ。とか思ってましたが、そもそもGTXシリーズに2060はない。
2060という型番がつくものはRTX2060か、RTX2060Superになるんですが、破格にてんぱりながらも起動しなくてもばら売りすれば元が取れるなという思考でスルー。
電源ユニットもDELTAのものが積んでいて、電力数は不明だったが、電源不具合だったら自宅に在庫があるから問題ないな、ということでスルー。
というわけで即買いしたわけです。
27500円の破格で買ったガレリアをお持ち帰り。
とりあえず自宅まで運び、とりあえず起動しないという内容だけだったので、そもそも通電するのか、通電すらしないのかがわからなかったため最小限の組み合わせで通電をさせるためにケースを開けました。
最小限の組み合わせになるので、とりあえずグラボを取り外したところで気づきました。
このグラボRTX 2060Superだ!!
さらに調べてみると玄人志向の GALAKUMOシリーズのRTX2060Superということもわかり、27500円のジャンクだとしてもこれだけでおつりがくるレベルということがわかり幸せいっぱいになりました。
このGALAKUMO RTX2060SuperはOCモデルとなっているので 同価格帯のRTX2060Superよりもクロック数が若干高く、なおかつ玄人志向ということで割と金額も安め。
マザボとCPUの世代から見るにもともと乗っていたグラボを換装してることは確かで、おそらくその時に動作不能になったのかな?と予想しました。
さて、実際の通電確認を行う必要があるのでとりあえずHDDなしということでドライブ類はなしのままBIOSにアクセスしようと思いドライブ類を再確認したところ、ここでもまた新たな発見をしました。
実はSSDが入ってました。
小さすぎてドライブユニットの陰に隠れていましたが、実際乗っていたSSDはADATEの2.5インチSSD SU800でした。
HDDなしって書いてあったけど実際SSD乗ってるやんけ!なんて突っ込みを入れたのも覚えてます。
まあ確かにHDDは入ってなかったけども・・・。
正直うちの近所のハードオフさん雑だなあ、と思いつつも僕としてめちゃくちゃいいお値段で当たりものを引けたので複雑な気持ちではありますが、前の持ち主さんは買取の時何も言わなかったんですかね?
ジャンクPCは最小構成で起動できるのか?
とりあえず、ついているSSDのSATAケーブルを外して、メモリなどなどもすべて取り外し。
CPUファンについてはリテール品ではない別のものがついていたのでこれも後付けなのかな?GALLERIAを買ったことがないので標準とオプションまでは把握できていないのでそこは定かじゃないですが、グリスも手元になかったのでとりあえず外さずにこのまま。

軽い清掃を行って再度パーツをつけなおし、最小起動ということでメモリも1枚刺しにしてグラボなしでオンボードから出力で起動ボタンを押すと、通電は確認できました。
しかし画面が一切映らず真っ暗なまま・・・。
モニタに出力信号までは出ているのが確認はできたので、BIOSの不具合かCPUが死んでるかのどっちかと大まかに予想。
CPUが死んでたらバラし売り確定だな、と思いつつとりあえずBIOS周りから確認することに。
一番手っ取り早いのがCmosリセットだったのでとりあえずボタン電池を外して、電池切れも考慮して別のボタン電池に交換。
販売時期から考えてすでに5年経過で、いつから起動していないのかわからないのでとりあえずボタン電池の交換はしたほうが無難ですね。
新しくボタン電池を入れて起動ボタンを押してみると電源がつかない。
ヤバイ、壊したかもと思ったら主電源のスイッチが入ってなかっただけでした。
PCパーツをいじる時は必ず主電源オフ、コンセント抜くを徹底しているのでよくやらかします・・・。
気を取り直して、コンセントと主電源をオンにして起動してみると・・・。

起動したじゃありませんか!!
ちゃんとCPUもIntel Corei7 7700が乗ってることも確認、メモリもすべて反応していることも確認ができて、27500円のPCが息を吹き返しました。
BIOSまでのアクセスがとりあえずできたので、次にグラボも差しなおして再度起動すると・・・。

あっあっ・・・。
前の所有者さんのデータが生きてました・・・。
とりあえずロックがかかったままだったので、何も見なかったことにしてPCを初期化することに。
とりあえずここまででわかったこととしては、SSDはまだ生きていて使うことができそうなことと、グラボも普通に使えること、CPUも今のところ大丈夫そうなことがわかっただけでもう最高です。
あとは流れ作業で初期化作業を進めていきます。
ハードオフで買ったジャンクGALLERIAの実際のスペック
とりあえずデータを初期化。

最初HDDなしということもあり、OSの導入がうまくいくか不安でしたが、SSDのデータも残っていたためそのままDignnosの工場出荷状態にできたのが幸いでした。
最近のドスパラPCは記録デバイスを変えてもOSを新しく入れなおすことができるらしいですが、古いPCだとライセンスを再度発行しなおさなければいけなかったりと、割と手間がかかるんですが今回はデータが残ってるだけでだいぶ時間が短縮できました。
ぼちぼち1時間ほど待ってると初期化が完了しました。
通常通りの起動もでき、ユーザーデータももろもろ反映させていざ使用してみることに。
肝心な実際のスペックはこちら。
CPU:intel Core i7-7700

CPU-Zでも確認できました。
4コア8スレットのIntel Core i7-7700ですね。
5年近く前のCPUだけど当時は割といいスペックだったCPUだったと思うんですが、正直最近はやりのApexやVALORANT、フォートナイトくらいなら全然余裕で動くCPUでした。
正直これくらいなら軽い動画編集もいけるCPUですね。
次に安定のCINEBENCH R23で測定。


ちょっとびっくりしたのがシングルコイルのスコアがRyzenよりいいことにびっくりしました。
まあ同時期に発売されたCPUでマルチコアが売りのCPUとシングルコイルで張り合っても数値的に勝つのは当たり前なんですけどね。
マルチコアに関しては11世代のモバイル向けCPUのCorei7-1165G7に若干勝つスコア。
流石に5年の差は大きいですね。
温度もCINEBENCHを10分回して83度とまあ平均的なのかな?
グラボ:玄人志向NVIDIA GEFORCE RTX 2060 Super(GG-RTX2060SP-E8GB/DF)

グラボは玄人志向から2019年に発売されたGALAKURO GAMING GG-RTX2060SP-E8GB/DFでした。
今でもApexであれば144FPSを目指せるグラボなのでまだまだ使えます。
玄人志向のRTX2060SuperはOCモデルとなるため、他社グラボと比べると若干クロックも高めになっています。
デュアルファンになっており、LED搭載なのでAfterBurner等のグラボチューンソフトを使うことで発光色を変更したり、OCを行うこともできます。
さて肝心のベンチマークです。
公式で上げられているベンチマークもこんな感じになってます。
GPU温度も今回買ったPCと平均温度が同じなので性能が出せていると思われます。
次に実機でのベンチマークになります。
よくあるゲームベンチマークでとりあえず今回は、ドラゴンクエストXとFFXIVでの比較になります。
まずはドラクエから。

作業環境が1920×1080しかないのでこれが最大ですが、ウィンドウモードでもすごく快適。
まあ当たり前なんですけどね・・・。
次にFF。

こちらもとても快適という結果になりました。
とりあえずある程度のゲームなどはできそうな感じですね。
そして僕自身がHDDをつけ足したりした結果最終的なスペックがこちらになります。
メーカー | ドスパラ |
マザーボード | ASUS PRIME Z270M-PLUS |
CPU | core i7-7700 3.60GHz(ブースト時4.2GHz) |
グラボ | 玄人志向 NVIDIA GEFORCE RTX 2060 Super |
RAM(メモリ) | Samsung DDR4-2400 4GB *4枚 |
SSD | ADATE SU800 2.5インチ 256GB |
HDD(前PCから移植) | Seagate BarraCuda 3.5″ 2TB |
電源ユニット | DELTA (ワット数不明) |
実際に起動してる写真はこちら。

配線周りの片づけがちゃんとできていないのでかなりお見苦しいですが、時間があったら裏配線にしっかりします・・・。
さいごに。
RTX2060Superは初めて使うグラボになりますが、実際かなり重いグラボだと思います。
このタイプのMicroATXだと重すぎて根元から折れそうで怖い感じの傾きがあったりするので、気が向いたら治具でもつけて支えようかなと思います。
スペックとしてはいまだに使えるスペック、という認識ですが、実際これを中古で組もうとすると、11万前後はかかるのかな?
そう考えるとハードオフでジャンク品として買って正解だった気がします。
今回はこれにておしまいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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